倉庫リノベーション:1Fと2Fの天井鉄骨塗装
倉庫のリノベーションを進める中で、1Fと2Fの天井鉄骨の塗装に特にこだわりました。鉄骨の塗装は、空間の印象を大きく左右する要素です。各フロアに合った色と仕上がりにすることが出来ました。
1F:スタバ風カフェ空間に仕上げた天井
1Fは、スターバックスのようなカフェの雰囲気を目指してリノベーションしました。倉庫の天井材をそのまま使用しているので、どうしても古い工場的な雰囲気が残ってしまいがちですが、それをいかに魅力的に仕上げるかがポイントでした。
まず、縦の鉄骨は天井と同じ色に塗装することで、圧迫感を軽減。視覚的にすっきりとした印象を与えることができました。さらに、横の鉄骨はカフェの雰囲気を出すために、塗装屋さんと一緒にお気に入りのスタバに行き色をを調整し、カフェ感を出しました。鉄骨の色を天井と合わせることで、全体的に落ち着いたトーンで統一され、カフェとしての温かみと洗練された空間を演出しています。

2F:ダンススタジオ風のスタイリッシュな天井
2Fの天井は、設計士さんのアイデアでOSBボードをそのまま使用しました。この素材は、無骨でありながらも温かみがあり、ダンススタジオのような活気あふれる空間にはぴったりです。OSBボードを使用したことで、倉庫らしさを残しつつも、スタイリッシュでモダンな仕上がりになりました。
鉄骨の塗装も1Fとは少し異なり、縦の鉄骨は薄いグレーに塗装し、横の鉄骨は濃いグレーにすることで、縦横の鉄骨の連続性を持たせ、視覚的にメリハリをつけました。この色使いにより、ダンススタジオらしい洗練された雰囲気が引き立ち、空間全体がより広く感じられます。
また、外につながる軒も同じように、鉄骨色とOSBボードを使うことで広く見えるような工夫もしております。


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