【6】倉庫リノベーション1F制作(全体編)

倉庫リノベ内容

今回は倉庫の1F制作についてお伝えします。1Fは、みんなが集まりくつろげる空間を作ることを目指して、「カフェ」をコンセプトにしました。どのようにしてこのカフェ空間ができあがったのか、詳しくご紹介します!

鉄骨の色選び: スタバ風のシックな雰囲気

まず最初にこだわったのが鉄骨の色です。鉄骨自体はそのまま活かしつつ、色をどうするかで雰囲気が大きく変わります。スターバックスの店舗に見られる色合いに近づけたかったので、塗装屋さんと一緒に、実際にスタバの店舗に行き、色味を確認しました。スタバの店舗の色とその空間に合わせた色を選び、鉄骨に塗装を施しました。このプロセスで、鉄骨がカフェの雰囲気にしっかりと馴染んで、空間全体が落ち着いたトーンになり、理想的なカフェ空間が完成しました。

天井の仕上げ: 倉庫の素材感を活かす

天井もこだわりのポイントです。倉庫ならではの素材感を活かすため、天井は元々あった鉄骨の構造をそのまま活用し、鉄骨と同じトーンで仕上げました。これにより、倉庫の特有の無骨さと、カフェとしての落ち着いた雰囲気が絶妙に融合しました。天井がシンプルでありながらも、空間全体に調和を与える結果となりました。

床材選び: 東リLCT59フロアタイルで快適な空間を実現

床材選びも慎重に行いました。最初はフローリングを考えていたものの、フローリングでは冷たい印象になることが気になり、設計士さんから提案で、フロアタイルに変更することにしました。実際に選んだのは、東リの「LCT59」というフロアタイルです。このタイルは、シンプルで洗練された質感が特徴です。

LCT59の特徴:

  • 高耐久性: 日常的な使用でも傷が付きにくく、耐久性に優れています。
  • 優れたクッション性: フロアタイルは、硬さを感じにくく、足元の疲れを軽減してくれます。
  • 簡単なメンテナンス: 水拭きなどのメンテナンスが簡単で、日々の手入れが楽です。

このフロアタイルの選定により、快適で機能的な床が実現しました。タイルより冷たさを感じさせないため、居心地の良い空間を作り上げることができました。

壁紙選び: サンゲツのSP2832で明るさと落ち着きを両立

次に壁紙の選定です。鉄骨の色に合わせて、壁紙も選びました。空間が暗くなりすぎないように、光がしっかり入るように意識しつつ、鉄骨との調和も大切にしました。最終的に選んだのは、サンゲツの「SP2832」です。

SP2832の特徴:

  • ナチュラルなデザイン: 明るい色味と細かい模様が特徴で、鉄骨のシックな色調と相性が良く、落ち着いた空間を作り出します。
  • 光を反射する特性: 光を適度に反射し、暗くなりすぎず、明るい印象を保てます。

この壁紙を選んだことで、空間全体に温かみが生まれ、鉄骨と調和する洗練されたカフェ空間が完成しました。

窓の設置: 光とプライバシーのバランスを取った配置

窓の設置については、隣の家に面した部分には換気のための小さめの窓を設け、人目を気にしないでよい部分は、大きな窓を配置しました。この配置により、光がたっぷり差し込み、明るく開放感のある空間が生まれました。

まとめ

1Fの制作では、鉄骨の色、天井のデザイン、床材、壁紙、窓の設置など、すべての要素がバランスよく調和しました。東リのLCT59フロアタイルやサンゲツのSP2832壁紙を選んだことで、スタバ風のカフェ空間がさらに居心地の良いものとなり、理想的な空間が完成しました。

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