【9】倉庫リノベーション1F制作(玄関編)

倉庫リノベ内容

今回は、倉庫リノベーションの1F、特に「玄関編」をご紹介します。玄関は家の顔とも言える大事な場所。機能性とデザイン性を両立させた玄関作りに挑戦しました。どんな工夫をしたか、紹介します!

使われていなかったエレベータースペースを活用

リノベーション前の倉庫には、エレベータースペースがありました。もともとはあまり利用されていなかったそのスペースを、玄関として生まれ変わらせるために大胆に活用しました。倉庫の独特の空間の広さをそのまま活かしつつ、新しい玄関としての機能をしっかりと備えることができました。

外との連続性を感じさせる“打ちっぱなし”のデザイン

玄関の材料は「打ちっぱなし」のコンクリート床にして、外の景色や自然光とのつながりを意識して選びました。外と内をつなげるような印象を与えるために、あえて無機質でシンプルな素材を使用しました。

玄関の壁にぴったりな靴収納スペース

靴の収納は悩みましたが、作れる場所が入ってすぐの見えるスペースしか無かったので、主張しすぎないように、壁と同じ壁紙で造作していただきました。

同じ壁紙したことで、視覚的にもすっきりとした印象を与えることができます。デザイン性を重視しつつも、収納としての機能は抜群で、来客時にもおしゃれに見せられる収納力を確保しています。

アイアンハンガーでおしゃれと機能性を両立

コートやバッグなど、外出時にサッと掛けておけるスペースも大切。アイアン製のハンガーを取り入れることで、デザイン性と機能性の両方を兼ね備えました。アイアンの素材感が、玄関のインダストリアルな雰囲気をさらに引き立ててくれます。

シンプルながらも存在感のあるアイアンハンガーは、コート掛けやカバン掛けとしてはもちろん、ちょっとしたドライフラワーを飾る場所としても活躍しています。

手洗い場の設置で、家に入るたびに清潔感を

玄関に手洗い場を設けることを決めたのは、コロナもあり、家に帰った瞬間から手を洗いたい!という思いから。特に外から帰ったばかりのときに、すぐに手を洗える場所があるのはとても便利です。さらに、この手洗い場はただの機能性だけでなく、デザインにもこだわりました。

選んだのは、miratap(旧:サンワカンパニー)の「アンゴロフラット」。シンプルでありながらスタイリッシュなデザインが、玄関のインダストリアルな雰囲気にぴったりです。さらに、同じくmiratapの「アールミラー(W300、グレー)」を合わせて設置しました。ミラーのグレーの色味が、手洗い場周りを一層引き締め、洗練された印象を与えてくれます。

実際に使ってみると、手洗い場は予想以上に便利で、インテリアとしても非常に満足しています。

デザイン性と機能性が融合した玄関空間

倉庫だった場所を玄関として生まれ変わらせるには、ただ空間を変えるだけではなく、細かい部分にも工夫が必要でした。外とのつながりを感じさせる打ちっぱなしのデザイン、収納やハンガーで機能的かつスタイリッシュな収納スペースを作り、さらに手洗い場で清潔感も保つ。すべての要素が融合して、毎日が快適で心地よい玄関空間に仕上がりました。

リノベーションを通じて、機能性だけでなくデザインにもこだわることで、家に帰るたびに心地よさを感じられる場所ができました。もし、これから玄関のリノベーションを考えている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください!


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